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日本代表MF相馬 名古屋からポルトガル1部へ期限付き移籍「世界のSOMAになってきます」

[ 2023年1月20日 19:17 ]

名古屋所属の日本代表MF相馬
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 J1名古屋は20日、日本代表MF相馬勇紀(25)がポルトガル1部カザピアへ期限付き移籍すると発表。期間は23年6月30日までと報告した。

 相馬は昨季リーグ戦34試合に出場し、2得点を記録。昨年のW杯カタール大会では日本代表メンバーに選出され、1次リーグ第2戦のコスタリカ戦に先発出場。21年の東京五輪でもU―24日本代表として全6試合に出場し、4強進出に貢献した。

 相馬はクラブを通じ「名古屋グランパスというクラブを背負い、東京五輪、カタールワールドカップに出場したことは僕の誇りです。支えてくれた全ての皆さま、本当にありがとうございました!世界のSOMAになってきます!オブリガード!」といったコメントを残した。

 カザピアは20年に米国人投資家のロバート・プラテク氏が買収し、今季84季ぶりに1部復帰。強化最高責任者はかつて同1部サンタクララで日本代表MF守田英正(スポルティング)を獲得したボア・アウマ氏で、22年7月に加入したMF邦本宜裕に次ぐ新たな日本人獲得を画策する中で、W杯1次リーグ第2戦のコスタリカ戦に出場した相馬に白羽の矢を立てたもよう。次回26年W杯では主軸として期待される高速ドリブラーが、満を持して海を渡ることになった。

 ◇相馬 勇紀(そうま・ゆうき)1997年(平9)2月25日生まれ、東京都調布市出身の25歳。三菱養和SCユースから早大に進み、19年に名古屋加入。同年夏に鹿島へ期限付き移籍し、20年に名古屋復帰。W杯カタール大会メンバーに選出され、1次リーグ・コスタリカ戦に出場。国際Aマッチ通算9試合出場4得点。1メートル66、68キロ。

 ▽カザピア 1920年創設。野球やバスケットボールなど多くのスポーツ部門を持つ総合スポーツクラブで、サッカー部門は今季、1938~39年シーズン以来84季ぶり1部昇格。本拠地エスタディオ・ナシオナルは4万1000人収容。オーナーはセリエAスペツィアを保有する米国人のロバート・プラテク氏。

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