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英紙がブライトン三笘を特集 「華やかな場所よりも自宅での自己分析に幸せを感じる」

[ 2023年1月20日 22:27 ]

今季ブライトンで活躍する日本代表MF三笘(左)(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(25)は1月の移籍期間でクラブを離れない見通しだと、英紙デーリー・テレグラフが19日に伝えた。

 英メディアの報道でリバプールやアーセナルなどが関心を示しているとされる三笘について、同紙は「欧州最高峰のチームから注目を集めることになるのは間違いないが、彼自身はこうした報道に大騒ぎすることはない。彼はブライトンに満足しており、急いで離れることはない」とし、1月の移籍期間にブライトンを退団することはないと報道。さらに「ウインガーは自分が成長することに集中しており、華やかな場所や写真撮影に出向くよりも自宅で自分のパフォーマンスを分析している方が幸せを感じている。いずれビッグクラブに移籍する議論は行われるだろうが、最もスリリングな選手としてプレミアリーグで自分の地位を確立することに集中している」と続けた。近いうちにビッグクラブに移籍する可能性が高まるものの、現在はブライトンでのプレーに集中していると伝えた。

 同紙はブライトンの中心選手として活躍している三笘の特集を組み、筑波大の卒論で自身のドリブルを取り上げたことなどを紹介。「三笘はロベルト・デゼルビ監督の下で自信をつけ、イタリア人監督と一緒に働くことに幸せを感じている。三笘はブライトンのシステムで相手サイドバックと1対1の状況になるが、それこそがクラブが彼に求めているプレーだ。相手選手が最も恐れていることでもある」とし、三笘の能力がブライトンで存分に生かされていると指摘した。

 W杯カタール大会についてもスペインとの1次リーグ第3節での“三笘の1ミリ”に触れながら「ブライトンと同じように印象的なプレーを見せた。日本代表のスター選手の一人だった」とし、三笘が4年に一度のサッカーの祭典でも素晴らしいプレーを披露したと伝えた。

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2023年1月20日のニュース