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G大阪などで活躍 元日本代表MF橋本英郎が引退会見「ぼろぼろになるまでサッカーができた」

[ 2023年1月20日 06:00 ]

G大阪時代の橋本
Photo By スポニチ

 サッカーの元日本代表で、G大阪や神戸などで活躍したMF橋本英郎(43)が19日、大阪府吹田市内で記者会見し、現役引退を表明した。今後は指導者を目指す。

 G大阪の下部組織を経て練習生からプロ契約をつかみ、A代表まで上り詰めた理論派。G大阪時代には、J1制覇や2度の天皇杯優勝など、数々のタイトル獲得にも貢献した。昨季は関西リーグ1部のおこしやす京都でヘッドコーチを兼ねるなど、J1から地域リーグまで7つのクラブを渡り歩いた25年間のプロ人生を振り返り「ぼろぼろになるまでサッカーができた」と満足げに語った。 将来的にはG大阪の監督就任にも意欲を示し、今季は神奈川県リーグ1部・鎌倉インターナショナルFCでアドバイザーを務める。「J1、J2、J3のチームを優勝させられる監督になりたい。目指すのは日本一の指導者」と先をにらんだ。会見ではJ2磐田のMF遠藤保仁や稲本潤一氏らからメッセージも届いた。かつてG大阪で戦った盟友に送り出され、第二のサッカー人生を歩み出す。

 ◇橋本 英郎(はしもと・ひでお)1979年(昭54)5月21日生まれ、大阪市出身の43歳。G大阪アカデミーを経て98年にトップ昇格。天王寺高、大阪市大出身。G大阪や神戸、C大阪など計7クラブでプレーした。J1通算339試合19得点。国際Aマッチ15試合出場。MF。1メートル73、68キロ。

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2023年1月20日のニュース