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内田篤人氏 高校&日本代表の“先輩”FW高原直泰の変化に驚き「あんな笑顔1回も見たことない」

[ 2023年1月20日 22:05 ]

かつてともに日本代表としてプレーしたDF内田(左)とFW高原
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表の内田篤人氏(34)が18日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」に出演。同じ清水東高(静岡)のOBで現在はJFL沖縄SVでプレーする元日本代表FW高原直泰(43)を取材し「昔はこんなこと絶対言わなかった」と驚きの声を上げた。

 高原は15年に沖縄SVを設立。選手、監督、最高責任者として“1人3役”をこなすなど奮闘。発足から7年でJFL昇格を勝ち取った。

 高原の練習を見学した内田氏は「すごい楽しそうにやってる。体も動けるのが本当にすごい。だって若い選手とやってますもんね」とコメント。43歳でも若々しくプレーする“先輩”の姿をうれしそうに語った。

 練習後にあいさつを交わすと、高原から「何恐縮してるの?」と話しかけられ、内田氏は「怖いイメージしかない」と緊張気味。高原が「恐縮すんなよ。すごく優しくなったから」と笑いかけると、今度は「あんな笑顔1回も見たことない」と驚きの声を上げた。

 さらに高原は沖縄でサッカーだけでなく耕作放棄地を開墾してコーヒー栽培を展開。沖縄はコーヒーベルトと呼ばれる、世界でコーヒー栽培が可能なエリアの“最北部”に位置。日本では沖縄でしかできないというコーヒーを特産物にして農業で地域活性化させようと考え、世界的食品メーカーのネスレ日本株式会社や琉球大学、名護市の協力を得て16年に「沖縄コーヒープロジェクト」を立ち上げた。

 内田氏から「今後の展開としては?」と尋ねられると、高原は「これはアピールのためにやっているわけじゃないから、しっかりと収益が出るように将来的には。そうしないと意味がない。自分たち(沖縄SV)で栽培、加工、販売するっていう。そういった観光農園を5年以内につくりたい」と目標を明かした。

 すると植樹を手伝うことになった内田氏は土に穴を掘り「これ筋トレっす」とキツそうな表情。悪戦苦闘する様子を見た高原は「篤人いいね。大変だよな」と大笑い。最後に2人で1本の苗を植えようと協力すると高原が「初めての共同作業だ篤人と」とポツリ。これを聞いた内田氏は「高原さん、昔こんなの絶対言わなかったですよマジで。ホント怖くて話かけられなかった」と昔を振り返りつつ“先輩の成長”を歓迎していた。

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