鹿島の「ツネ様」は三笘を止めた男　24歳常本「おのずと道開ける」3月代表戦で初招集名乗り

宮崎キャンプで精力的にトレーニングする常本(C)　KASHIMA　ANTLERS
Photo By 提供写真

　7季ぶりの国内タイトル奪還を狙う鹿島は18日、宮崎県内で合宿をスタートさせた。日本代表入りも狙うDF常本佳吾（24）がオンラインで取材に応じ「ベストパフォーマンスを続けていけばおのずとその道が開ける」と意欲を示した。合宿は初日から2部練習。3月の国際親善試合で初招集の可能性もあるサイドバックは「鹿嶋で状態を上げてきた。良い強度で練習ができる」と手応えを口にした。

　21年のアウェー川崎F戦で日本代表MF三笘薫（25）を完璧に抑え“三笘を止めた男”として話題をさらった24歳。W杯では明大の先輩、DF長友佑都（36＝FC東京）の活躍に刺激を受けたといい「長友さんのような選手になれるよう頑張りたい」と意気込んだ。

　◇常本　佳吾（つねもと・けいご）1998年（平10）10月21日生まれ、相模原市出身の24歳。横浜の下部組織出身で、21年に明大から加入。主に右サイドバックとして昨季は28試合に出場した。ディフェンス力は日本屈指とされ、課題は攻撃面。愛称は「ツネ様」。1メートル74、68キロ。利き足は右。