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元日本代表MF橋本英郎が現役引退 25年のプロ人生に終止符 G大阪、神戸などに所属

[ 2023年1月19日 12:00 ]

橋本英郎
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 元日本代表MF橋本英郎(43)が19日、昨季限りでの現役引退を決断した。午後3時から古巣・G大阪の本拠地パナスタで引退会見を開き、25年のプロ人生への感謝の気持ちと今後について報告する。

 中学時代からG大阪のアカデミーで育ち、98年に月給10万円の練習生契約でトップチーム昇格。01年頃から出場機会を増やし、05年にレギュラー定着を果たすなど、努力の選手としても知られる。その後は神戸やC大阪などを経て、昨季はコーチ兼任選手として関西1部おこしやす京都でプレーしていた。

 複数ポジションができる戦術理解度の高さが光ったバランサーで、遠藤保仁や明神智和らとともにG大阪の第1次黄金期を樹立。クラブ初タイトルのJ1優勝(05年)やACL制覇(08年)を含め、5つのタイトルに貢献した。08年のクラブW杯では当時最強をうたったマンチェスターU(イングランド)相手に1得点1アシストをマークした。また頭脳的なプレーは当時日本代表監督を務めたオシム氏からも高く評価され、07年にA代表に初招集された。

 J1通算339試合19得点、J2通算80試合1得点、J3通算56試合1得点。国際Aマッチ通算15試合出場。

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2023年1月19日のニュース