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JPFA・麻也会長、第2次森保ジャパンに求む新戦術&競争 初の長期政権「マンネリ化懸念」

[ 2023年1月19日 04:00 ]

JPFAアワードについて話す吉田会長(日本プロサッカー選手会YouTubeから)

 W杯カタール大会まで日本代表主将を務めたDF吉田麻也(34=シャルケ)が、森保一監督(54)の続投について初めて言及した。18日、新設されたJPFA(日本サッカー選手会)による「JPFAアワード」の表彰式後に選手会長として取材対応。初の長期政権のメリットとデメリットを口にした。

 「新しいチャレンジを日本サッカーが選んだ」とし「すでに選手を把握しているし、ある程度チームをつくった状態でスタートすることができる」とメリットを分析。一方で「長くやればやるほどマンネリ化や選手の固定化は懸念されるところ。どう払拭していき、ポジティブな面をより出していけるかが鍵」と新しい戦術や競争の重要性を強調した。

 また選手としてともに戦った前田遼一コーチについて「違う立場で代表でやれる可能性があるのはなんか新鮮。凄く楽しみ」と心待ちにした。吉田は現在、24年1月にも開催されるアジア杯出場を見据えている。

 ≪三笘がJPFA初代MVP≫初代の最優秀選手となった三笘は映像でメッセージを寄せ、海外挑戦を望む子供たちにアドバイスを送った。

 「自分にしかない武器を持つこと。僕自身、ドリブルという武器で、どんな場所に行っても自信を持って相手に立ち向かうことができた」などと話した。

 自身の今後については「トップ6を目指してチームとして頑張っていきたい。個人では数字にこだわってゴールやアシストで毎試合勝利に貢献できるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 ≪選手間投票で表彰≫「JPFAアワード」はシーズンを通して活躍したJPFA所属選手を選手間投票によって表彰するもの。

 J各カテゴリーのほか海外所属選手も加えたベストイレブンのほか、各カテゴリーの最優秀選手賞も選ばれた。

 吉田会長は「Jリーグに所属していない選手もしっかりと評価されるべきなんじゃないかと考えた。この賞が100年、200年と続き、日本サッカーの選手の価値が高まる一つのステータスになったらいい」と話した。

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2023年1月19日のニュース