アーセナル　三笘の同僚MFトロサールを獲得か?　移籍市場に精通ジャーナリストが明言「すでに個人合意」

ブライトン所属のベルギー代表FWトロサール（ロイター）

　欧州サッカーの移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が19日、自身の公式ツイッターを更新。英1部プレミアリーグのアーセナルがブライトン所属のベルギー代表FWトロサール（28）獲得に向け交渉を開始したと伝えた。

　ロマーノ氏はツイッターで「アーセナルはブライトンからトロサールに署名するための交渉を開始。個人的な条件はすでに合意済みで、近日中の契約締結に向けて協議を続けていく予定です」とコメント。今冬での移籍が“濃厚”とされていたトロサールの新天地がアーセナルに決まりそうだと報告した。

　トロサールは19年夏にベルギー1部ヘンクからブライトンに完全移籍。1年目からリーグ戦31試合で5得点3アシストと活躍するなど主力として定着。4年目の今季も開幕から好パフォーマンスを披露し、ここまでリーグ戦16試合の出場でチームトップの7得点をマークしていた。

　しかし、昨年末のカタールW杯後にステップアップを希望してかチーム練習を無断で欠席。同僚の日本代表MF三笘の活躍もあり、一転して指揮官の“構想外”に。今年に入って公式戦3試合連続のベンチ外となり、現地メディアからはアーセナルの他にもトットナムなどへの移籍報道が過熱していた。

　英スカイスポーツ（電子版）では、このロマーノ氏のツイッターを紹介し「ガナーズ（アーセナル）はチェルシーに移籍したミハイロ・ムドリクを逃した後、このベルギー代表選手への正式な入札を行う予定になったもよう」と報じた。