京都が異例の紅白戦　組分け後は選手同士で意見交換し戦術など決定　チョウ貴裁監督「新しいチャレンジ」

練習を指導する京都・チョウ貴裁監督
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　京都のチョウ貴裁（チョウキジェ）監督が、14日に今季初実戦となる紅白戦で異例のトライを実行する。

　従来は首脳陣が組分けやシステム、戦術意図などを指示した。今回は3組に分けるだけ。起用タイミングも含め、全て選手同士で意見交換して決めさせる方針。放任ではなく、選手一人一人の自主性や責任を果たす力、チームへの帰属意識を高めるなどの狙いがある。

　同監督は「今まではやってなかったけど新しいチャレンジ。（FWの）パトリックがセンターバックをするならば、それでも良い」と話した。

　昨季チーム総得点はJ1で16位タイの「30」どまり。タイトル争いを目標に掲げる今季は得点力アップが不可欠だ。自由な発想により殻を破ることを求め、チーム力の底上げを図る。