J2町田が新体制発表　背番号10は新加入のMF高橋大悟「意味を考える時間もらった」

J2町田の新体制会見で意気込むMF高橋大悟（前列左から3人目）ら新加入選手と原靖フットボールダイレクター（後列中央）（C）FCMZ
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　J2町田が14日、同市内のクラブハウスで新体制発表会を開催した。高校サッカー強豪青森山田の監督から転身した黒田剛監督は出席せず、新加入の選手やスタッフらが目標のJ2優勝、初のJ1昇格へ決意表明した。

　藤田晋社長が今季のスローガン「NEXT　STAGEへ　共闘！」を発表。新加入選手19人のうち外国人2人を除く17人が登壇し、それぞれ新天地にかける意気込みを口にした。新背番号も発表され、清水から加入するMF高橋大悟が新たに背番号10をつける。「最初は高校の時の14番がいいと思っていた。チームから話をいただき、少し考える時間をもらった」。J2北九州時代にも10番を背負い、期待に応えて中心選手に成長した。「10番という背番号の価値は感じていた。ありがたいことだし、それくらいのプレッシャーをかけなければいけないかなと。つける意味を考える時間を設けてから、つけさせてくださいと言った」と覚悟をにじませた。

　昨季はシーズン後半に失速し、15位と低迷した。今オフ、スタッフは監督とコーチ全員が入れ替わり、通訳らも含め13人が新たに加わった。鳥栖監督時代の21年にパワハラ問題が認定された金明輝（キムミョンヒ）ヘッドコーチは「一昨年、サッカー界に多大なご迷惑をおかけしたと認識しています。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。「また一からしっかりと出直す。黒田監督を支え、1年でJ2優勝、J1昇格ができるように全力でサポートしていきたい」と抱負を語った。