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権田修一 W杯での突然の5バック変更に選手も困惑?「最初は“これどうする?”が凄く多かった」

[ 2023年1月12日 19:03 ]

権田修一
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表のGK権田修一(33=清水)が12日までに更新されたYouTubeチャンネル「内田篤人のSDGsスクール!」にゲスト出演。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会での突然のシステム変更の裏側を明かした。

 今大会の日本は、1次リーグでドイツ、スペインと強豪2カ国を撃破するジャイアントキリングを起こして、グループリーグ首位通過で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で史上初となる8強入りに届かなかった。

 強豪国との対戦ということでディフェンスを4バックから5バックに変更して臨んだ日本。元サッカー日本代表の内田篤人氏から「調節は難しくなかったの?」と聞かれると権田は「守るということに関してはそれぞれのゾーンがより細かくなるので、ディフェンスが4枚から5枚になる分、横のスペースのカバーは凄くやりやすくなりました」と答えた。

 しかし「前の人数が減ってしまうので、プレッシャーに行く時にどう出るのかというのはみんなで最初は“これどうする?”が凄く多かったんですよ」と選手たちも困惑することもあった。その中で選手同士コミュニケーションを取り合って上手くプレーをしたと告白した。

 そして1次リーグ初戦だったドイツ戦は5バックの準備をほとんどしてないままプレーしていたことを明かした。「長友選手から三笘選手に代わって、前でプレーできる個性を持っている選手なので、その時は酒井選手が下がって実質4枚みたいになってました。酒井選手が伊東選手と代わるとどっちも高い位置からいくんですけど、まずは守る状況だったのでスタート位置は下がったところからというのは話し合ってました」と選手間での裏話を語った。

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2023年1月12日のニュース