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フランス代表エムバペが“市場価値”世界トップ返り咲き!移籍専門サイトでW杯選手最高タイ評価受けた

[ 2022年12月25日 18:39 ]

フランス代表FWエムバペ(左)とノルウェー代表FWハーランド(AP)
Photo By AP

 ドイツの移籍専門サイト「トランスファーマーケット」が22年W杯カタール大会で53人の選手が市場価値を高めることになったと発表。決勝戦でハットトリックを決めるなど、8得点で大会得点王に輝いたフランス代表FWキリアン・エムバペ(24=パリSG)が1億8000万ユーロ(約254億9000万円)と上昇し「世界トップ評価の座に返り咲いた」と報じた。

 FWエムバペは11月3日に更新された同サイトの評価でノルウェー代表FWハーランド(マンチェスターC)に“市場価値”で抜かれ2位に転落。W杯前はFWエムバペが1億6000万ユーロ(約226億6000万円)、トップのFWハーランドが1億7000万ユーロ(約240億8000万円)という評価額だった。

 だがFWエムバペは2度目W杯でも大活躍。W杯に出場出来ず評価の変わらなかったFWハーランドとは対照的に、今回上がった53選手中トップタイの高評価となる2000万ユーロ(約28億3000万円)増に成功。FWハーランドを抜き再び“世界トップ評価”を受けることになった。

 なお、FWエムバペと同じ2000万ユーロ増となったのは「W杯最優秀若手選手賞」を受賞したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(21=ベンフィカ)で、3500万ユーロ(約49億6000万円)から5500万ユーロ(約77億9000万円)と大幅アップ。同サイトは「今年夏にリバープレートから移籍金わずか1200万ユーロ(約17億円)で契約されポルトガルに来たが、来年の夏には移籍する可能性が高いためクラブは大きな利益を得ることができるだろう」と紹介。ベンフィカの発表によればエンソ・フェルナンデスとの契約は27年夏までとなっているが、今後の動向にも注目が集まる。

 ▽トランスファーマーケット 2000年にドイツで立ち上げられた移籍情報専門サイト。選手やクラブなどの市場価値を独自データで評価。契約期間中の選手が他クラブに移籍する際に必要な移籍金(違約金)を算出している。

 <トランスファーマーケットの市場価値ランキング(23日更新)>
1位フランス代表FWエムバペ(パリSG) 1億8000万ユーロ
2位ノルウェー代表FWハーランド(マンチェスターC) 1億7000万ユーロ
3位ブラジル代表FWビニシウス(Rマドリード) 1億2000万ユーロ
4位イングランド代表MFベリンガム(ドルトムント) 1億1000万ユーロ
4位イングランド代表MFフォーデン(マンチェスターC) 1億1000万ユーロ
6位スペイン代表MFペドリ(バルセロナ) 1億ユーロ
6位ドイツ代表MFムシアラ(Bミュンヘン) 1億ユーロ
6位イングランド代表MFサカ(アーセナル) 1億ユーロ
6位ウルグアイ代表MFバルベルデ(Rマドリード) 1億ユーロ
10位スペイン代表MFガビ(バルセロナ) 9000万ユーロ
10位フランス代表MFチュアメニ(Rマドリード) 9000万ユーロ
10位イングランド代表FWケーン(トットナム) 9000万ユーロ

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