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横浜サッカー協会創立90周年記念大会開催、元日本代表も出場

[ 2022年12月25日 16:29 ]

日産OB対日本鋼管OB戦の記念撮影
Photo By スポニチ

 横浜サッカー協会創立90周年記念大会が25日、日産フィールド小机で開催され、かつて横浜市を本拠地に日本サッカーリーグを戦った日本鋼管、日産自動車、ゲストの東京ガス各OBチームがリーグ戦で対戦した。

 日本鋼管はJリーグに参入しなかったが、横浜サッカー協会では歴代の会長を輩出するなど中心的な役割を果たした。日産は日本リーグ終盤からJリーグ開幕後も神奈川県の強豪として活躍した。日本鋼管チームには日本代表経験者らも参加、日本代表がW杯カタール大会で健闘したことについて言及した。

 FW松浦敏夫氏は「W杯は選手が経験を積んだことが一番、三苫が10人も20人も出てくれば優勝も狙えるチームになる」と、選手が欧州で経験を積んだことを成長の一因としてあげた。U-20日本代表監督も務めたDF田中孝司氏も「日本のサッカーが試されるのはこれから。次の世代につながって、整理されれば可能性は膨らむ」と、さらに成長する可能性をあげた。

 今は全国にJクラブができて、多くのサッカーチームが活動している。Jリーグ開幕までは地域のサッカー協会がサッカーの発展を支え、こんにちにつなげただけに、参加者たちも感慨深いものがある。元DFで現在はマッチコミッショナーとしても活躍している川北信幸氏も「横浜協会にはお世話になった。天皇杯で優勝し、ジャパンカップで奥寺さんのチーム(ブレーメン)と三ツ沢で対戦したことがあったが、満席になって感激したことがあった」と懐かしそうに話した。

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2022年12月25日のニュース