本田圭佑　アルゼンチンFWメッシに衰えを感じるも「人間らしさが出てきて意地を感じる」

本田圭佑
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　サッカー元日本代表MFで「ABEMA　FIFAワールドカップゼネラルマネージャー」の本田圭佑（36）が14日に自身のYouTubeチャンネルで生配信。アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ（35）について語った。

　W杯カタール大会決勝トーナメント準決勝のアルゼンチン―クロアチア戦の放送した「ABEMA」の解説をした本田。1得点1アシストの活動を見せたメッシについて「凄いというのはわかっている話で、メッシ自身のキャリアを総体的なものからいうとそんなに高いパフォーマンスではなかった」と年々パフォーマンスが落ちている印象を語った。

　メッシの衰えに寂しさを感じつつも「もがいていて人間らしさが出てきている。パリ・サンジェルマンでも最初はうまくいかなくても、他のプレイヤーよりは総体的に見ればうまくいってるんですよ。メッシ自身のキャリアとすれば右肩下がりを、見ていると今のメッシに人間らしさや意地を感じているので応援しています」と話した。

　具体的にメッシの衰えている部分については「まず守備が出来なくなりましたよね。昔はスターを取ったマリオのように守備して攻撃しての繰り返しでしたけど、それがなくなりましたよね」と説明した上で「3点目のアシストも緩急で抜いた時に一瞬は速いから抜くんですけど伸びないですよね。メッシが全盛期の時なら抜き切っている。いちいち止まる必要ないところで止まらないといけない。そしてもう一回突き放す。技ありのドリブル突破でしたよね」と全盛期にはなかったドリブルを称賛した。

　アルゼンチンの優勝の可能性に関しては「個人的には優勝してほしい。それだけのことをやってきた。実力もあるメッシに最後、運もあげたいと思う」と話しつつも「きょうフランスが勝ってフランスが連覇するんじゃないかなと思っています。フランスの方が高いと思います」とフランスの連覇の可能性が高いとしてこの話題を締めた。