広島　8年ぶり決勝進出　カップ戦決勝は過去7回とも準優勝　塩谷「歴史を変えたい」

ルヴァン杯準決勝第2戦   広島0－0福岡 （ 2022年9月25日    Eスタ ）

＜広島・福岡＞決勝進出を喜ぶ広島イレブン
Photo By スポニチ

　盤石の試合運びで、広島が14年大会以来8年ぶり3度目の決勝進出を決めた。序盤は福岡の攻勢に押されたが焦らず。相手の背後を狙う動きを見せつつ、時計の針を進めることでリズムをつかんだ。スコアレスドローに終わったが、第1戦は3―2で先勝しており、勝ち抜け。スキッベ監督は「パフォーマンスに満足している」と納得の表情を浮かべた。

　クラブとしては天皇杯を含めてカップ戦決勝は過去7回出場しているが、いずれも準優勝。特に14年のルヴァン杯（当時ナビスコ杯）は、2点を先行しながらG大阪に逆転負けを喫した。その試合でフル出場していたDF塩谷は「忘れられない試合。そのときを知っているメンバーも残っている。今後は歴史を変えたい」と気合十分。C大阪との10・22決戦を見据えた。