U―21欧州遠征メンバー発表　スイス、イタリアと対戦　大岩監督「レベルの高い国と対戦できる」

　日本サッカー協会は16日、U―21日本代表の欧州遠征メンバー21選手を発表した。7月の東アジアE―1選手権に出場したGK鈴木彩艶（浦和）、MF藤田譲瑠チマ（横浜）、FW細谷真大（柏）も招集された。

　オンラインで会見した大岩剛監督は「彼らはE―1選手権で貴重な経験を積み（高い）レベルを体感し、いろいろ感じ取ったと思う。クラブでのパフォーマンスを見てもタフさを見せてくれている。それを我々のグループに落とし込んでほしい」とA代表の経験をフィードバックすることに期待感を示した。

　パリ五輪を目指す同代表は、当初はこの時期に中国で開催されるアジア大会に参加する予定だった。しかしコロナ禍のため大会が1年延期されたため、18日から欧州に遠征して、22日にスイス戦（スペイン）、26日にイタリア戦（イタリア）と親善試合2試合を行うことになった。

　強豪2カ国との対戦に向けて大岩監督は「レベルの高い国と対戦できる。我々のグループの成長において重要な2試合になる。両チームともサイズが大きく、スピードもある。パワフルな試合をする。システムも含めて分析して準備したい」と話した。

　メンバーは以下の通り。
＜GK＞
小久保玲央ブライアン（ベンフィカ）
佐々木雅士（柏）
鈴木彩艶（浦和）
＜DF＞
西尾隆矢（C大阪）
木村誠二（FC東京）
加藤　聖（長崎）
馬場晴也（東京V）
半田　陸（山形）
畑　大雅（湘南）
鈴木海音（栃木）

＜MF＞
本田風智（鳥栖）
松岡大起（清水）
佐藤恵允（明大）
川崎颯太（京都）
斉藤光毅（スパルタ）
鈴木唯人（清水）
藤田譲瑠チマ（横浜）
田中　聡（コルトレイク）

＜FW＞
木村勇大（関西学院大）
藤尾翔太（徳島）
細谷真大（柏）