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代表復帰のセルティック旗手 弾みのCL幻弾、左サイド駆け上がり“1号”がO・Gに

[ 2022年9月16日 04:30 ]

欧州CL1次リーグF組   セルティック1―1シャフタル・ドネツク ( 2022年9月14日 )

<シャフタル・ドネツクVSセルティック>後半、競り合うセルティックの旗手(左)
Photo By 共同

 セルティックは14日、シャフタル・ドネツクと1―1で引き分けた。MF旗手怜央(24)は先制のオウンゴールを誘発するなど後半23分に退くまで奮闘。先発した古橋亨梧(27)と後半開始から出場した前田大然(24)の両FWが不発で勝利は逃したが、3選手はそろって日本代表に選ばれ、W杯生き残りを懸けた戦いに挑む。

 自陣からのロングボールに反応した。左サイドでFWハクサバノビッチが追い付くと、その内側を約50メートル駆け上がってゴール左前に進入した旗手にパス。左足のシュートはスライディングで防ごうとしたDFに当たってゴールに吸い込まれた。

 一度は旗手のゴールとアナウンスされながら、オウンゴールに訂正された。CL初得点を逃し「正真正銘のゴールを決められるように頑張る」と切り替えたが、最大の見せ場だっただけに地元メディアは高評価。「フットボール・スコットランド」はチーム最高の8点をつけ「攻撃をサポートするランが先制点につながった。視野の広さがありパスも素晴らしかった」と称えた。

 古橋は開始2分のシュートやGKへの猛プレス、前田も2度の好機でシュートを放つなど存在感を示した。しかし、シュート数16―5で引き分ければ、主力として責任を問われる立場でもある。逃したゴールは18日の国内リーグ・セントミレン戦で補い、日本代表の遠征に弾みをつける。

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