浦和が強者の試合運びで柏に4―1で勝利　MF松尾が大量ゴールを呼び込む先制弾

明治安田生命J1第29節   浦和4―1柏 （ 2022年9月10日    埼玉 ）

＜浦和・柏＞後半、ドリブルする浦和・松尾（撮影・藤山　由理）
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　浦和はホームで柏に4―1で勝利し、2試合ぶりの白星を手にした。これで公式戦7試合負けなし。今月1日から7日までに選手6人、スタッフ1人の計7人が新型コロナウイルスの陽性判定を受ける困難な状況に直面したが、チーム力の高さを見せつけた。

　強者の試合運びだった。前半7分、中央で対峙（たいじ）する相手を交わしたMF大久保がスルーパス。これに反応したMF松尾が早々とゴールネットを揺らし、2戦連発とした。さらに同24分にはMF伊藤のスルーパスからFWシャルクが追加点を奪った。

　後半になっても流れを手放さない。ロドリゲス監督が「さらに点を取りにいこう」と送り出すと、同20分には左CKからDF知念がチーム3点目を決めると、同40分にはPKをDFショルツが冷静に蹴り込んで勝負あり。最後に1点こそ許したものの、今後に勢いをつける勝ち点3を得た。