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FKの名手・木村和司氏らが殿堂掲額「認められたような感じ」日本サッカー殿堂掲額式典

[ 2022年9月10日 16:45 ]

日本サッカー殿堂の掲額式典で記念撮影する木村和司さん(左から4人目)ら
Photo By 共同

 日本サッカー殿堂の掲額式典が10日、東京都文京区のJFAハウスで開催され、第17回殿堂掲額者の木村和司氏、第18回殿堂掲額者の綾部美知枝氏、同じく第18回殿堂掲額者のイビチャ・オシム、小嶺忠敏、北山朝徳の3氏の家族ら関係者に記念プレートが贈呈された。

 広島県出身の木村氏は日産自動車(現横浜)などで主に右ウイング、攻撃的MFとしてプレー。86年には奥寺康彦氏とともに国内初のプロ選手となった。日本代表でも国際Aマッチ54試合26得点の実績を残した。

 記念プレートを手に「好きなことをやってきて、こうして表彰されて、認められたような感じがする」と感慨深げに語った。

 FKの名手でも知られた木村氏は、記憶に残るFKとしてW杯メキシコ大会最終予選韓国戦(国立)で決めた伝説の一撃を挙げ「6万人の観客のやれた(決めた)のがわしらしい」と広島弁で話し会場の笑いを誘った。

 引退後、フットサル日本代表、横浜の監督を歴任したレジェンドは「女子を指導してみたい。女子の方が(W杯優勝の)可能性があるし、いろいろアドバイスできそうで面白い」となでしこジャパンなど女子の指導に意欲を見せた。

 W杯カタール大会(11月20日開幕)に臨む日本代表には「多くの人を喜ばせてほしい」と期待を込めた。

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2022年9月10日のニュース