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浦和 BGパトゥムと対戦 ロドリゲス監督“因縁”手倉森監督討つ ACL東地区準々決勝

[ 2022年8月21日 04:30 ]

抽選を終え笑顔で握手する浦和のリカルド・ロドリゲス監督(左)とパトゥムの手倉森誠監督
Photo By 代表撮影

 アジア・チャンピオンズリーグ東地区の決勝トーナメント準々決勝の組み合わせ抽選会が20日、試合会場の埼玉スタジアムで行われ、浦和はBGパトゥム(タイ)と対戦することが決まった。神戸は全北(韓国)と激突する。22日の準々決勝に勝利した2チームが25日の準決勝でぶつかり、西地区と争う決勝は来年2月19、26日にホームアンドアウェー方式で開催される。

 浦和にとって、理想的な組み合わせとなった。神戸と大邱は18日に試合を終えており、準備期間が1日多い。しかし、浦和と同じく19日に1回戦を戦ったBGパトゥムは中2日。ロドリゲス監督は「中2日同士が当たるのは両チームにとって良かった」と歓迎した。

 指揮官にとっては奇妙な巡り合わせだ。14~15年に監督を務めた古巣との対戦で、20年まで率いていたJ2徳島では手倉森監督(当時J2長崎)と昇格争いも経験。昨季も浦和と仙台で激突(1勝1分け)しており「縁があるな」と話した。

 手倉森監督から「メンバーを代えないよね」と“先制口撃”されたが、「選手の状態を見ながら考えていきたい」とどこ吹く風だった。

 <BGパトゥム 手倉森監督得意のダジャレ“ウラワザ”出す>手倉森監督が浦和に“先制口撃”を仕掛けた。「(浦和の監督の)リカルドはBGパトゥムにいたこともあって、縁だなと感じる」とし、地の利もある相手の撃破方法を聞かれると「浦和には“ウラワザ”を出さなければ。もう駆け引きは始まっているので、それが裏技の一つです」と得意のダジャレで笑わせた。

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2022年8月21日のニュース