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2連覇目指すヤングなでしこ 米国を3―1で下し3連勝で8強 池田監督「選手を誇りに思う」

[ 2022年8月18日 10:47 ]

米国戦で先制ゴールを決め、喜ぶ松窪(14)(FIFA提供・ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 サッカーのU―20女子W杯コスタリカ大会で、2連覇を目指す日本は17日の1次リーグ最終戦で米国を3―1で破り、3戦全勝のD組1位で準々決勝に進出した。

 日本は前半、主導権を握りながらゴール前のプレーの精度を欠き、得点を奪えなかった。後半開始から圧力を高めた米国に押し込まれたが、後半10分にFW山本柚月(日テレ東京V)が相手DFからボールを奪い、山本からパスを受けたFW松窪真心(JFAアカデミー福島)が左足で先制ゴールを決めた。

 さらに後半22分には右CKからボールをつないで、逆サイドに走り込んだDF小山史乃観(C大阪堺)が左足で叩き込み2―0。その後サイドを崩されて失点したが、後半39分にDF田畑晴菜(C大阪堺)のヘディングシュートが決まり3―1と突き放した。

 先制点を決めた松窪は「柚月さんからいいパスが来た。相手をうまく交わせず、もう打つしかないと思って打ったら綺麗に真ん中に入った。今までたくさん決められるシーンがあったにもかかわらず、決め切れずに終わっていた。この1点でチームの勝利に貢献できると思ったら凄くうれしかった」と振り返り、決勝トーナメントに向けて「2連覇を目指して頑張る」と力を込めた。

 3連勝で8強入りを決めた池田太監督は「ハードワークして最後まで戦い抜いた選手たちを誇りに思う。相手の攻撃に対しての準備、受け身にならずこちらから攻撃を仕掛けるという部分を理解してピッチ上で表現してくれた」と選手を称えた。

 準々決勝に向けては「コンディションを整えて、いい準備、いい戦いをしていきたい」と意気込みを話した。

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2022年8月18日のニュース