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鹿島の岩政新監督 初陣福岡戦に向けて抱負「不安を払拭して期待が大きくなる試合をしたい」

[ 2022年8月13日 14:13 ]

鹿島・岩政新監督
Photo By スポニチ

 サッカーJ1で5位につける鹿島は14日にホームで同12位の福岡と対戦する。契約解除となったレネ・ヴァイラー前監督の後任としてコーチから昇格した岩政大樹新監督(40)にとっては監督就任後の初陣となる。

 13日にオンライン取材に応じた岩政監督は「皆さんの期待と不安の中で始まる試合。その不安を払拭して期待が大きくなるような試合をしたい」と決意を表明した。

 対戦相手の福岡はとは今季リーグ戦、ルヴァン杯で3度対戦し2勝1敗と勝ち星では上回る。ただ強度の高い守備と素早い攻撃を武器にルヴァン杯では4強に進出している難敵だ。指揮官は「コロナの影響でメンバー、システムが変わりつつも、ルヴァン杯で結果を出して勢いがある」と警戒感を示した。

 コロナ禍の影響でヴァイラー前監督の合流が遅れたため、開幕直後に監督代行として指揮を執りリーグ戦3勝1敗の戦績を残している。「個人的には多様な経験ができた。いろんな勝ち方もあって凄く手応えがあった」と当時を振り返る。

 今週の練習では、ヴァイラー前監督時代は希薄になっていた、攻守の切り替えに対する意識付けを強調してきた。前任者が残した遺産に“岩政イズム”を加え、チームを再建する。福岡戦でその第1歩を踏み出す。

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2022年8月13日のニュース