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バロンドールで7回受賞メッシが候補外 初受賞有力のベンゼマ、5回受賞C・ロナウドらが候補に

[ 2022年8月13日 10:06 ]

パリSG・メッシ(AP)
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 サッカー専門誌フランス・フットボールは12日、同誌が選定する2021~22年シーズンのバロンドール(世界最優秀選手)の候補30人を発表し、最多受賞7回のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)が外れた。メッシは06年以降、毎回ノミネートされていた。

 レアル・マドリードを昨季欧州チャンピオンズリーグ優勝に導き、初のバロンドール受賞が有力視されるフランス代表FWカリム・ベンゼマのほか、メッシに次ぐ5回の受賞を誇るマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが候補入りした。トットナムの韓国代表FWで昨季プレミアリーグ得点王に輝いた孫興民はアジアからただ一人選ばれた。受賞者は10月17日に決まる。

 欧州のクラブで活躍する欧州国籍の欧州最優秀選手を表彰するために1956年から始まったバロンドールは95年から国籍の制限を撤廃。2007年からクラブの制限もなくなって世界最優秀選手を表彰するようになった。1991年に始まったFIFA最優秀選手よりも歴史が古く、サッカー界では最高の栄誉として定着。2010~15年はFIFA最優秀選手と合同で「FIFAバロンドール」として投票が行われたが、16年以降は個別で表彰する形に戻った。20年はコロナ禍の影響で中止となったが、21年はアルゼンチンの南米選手権優勝に貢献したメッシ7度目の受賞を果たした。

 また、バロンドールは今回の表彰から選考の対象期間を「1~12月」から欧州のシーズンに合わせた「前年8月~7月」に変更。W杯カタール大会(11月20日開幕)のパフォーマンスは22~23年シーズンの次回に反映される。

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2022年8月13日のニュース