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鹿島新監督にDF岩政大樹コーチ昇格「残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指す」

[ 2022年8月8日 19:06 ]

現役時代の岩政大樹氏
Photo By スポニチ

 サッカーJ1の鹿島は8日、契約解除となったレネ・ヴァイラー前監督(48)の後任となる新監督に岩政大樹コーチ(40)が就任すると発表した。

 山口県出身の岩政氏は現役時代にはDFとして活躍した。東京学芸大から04年鹿島入り。14年タイのテロ・サーサナに移籍。15年からJ2岡山、17年から関東1部リーグの東京ユナイテッドでプレー。日本代表として8試合に出場した経験を持つ。

 18年に現役を引退した後、21年から上武大監督を務め、今季から鹿島のコーチに就任。ヴァイラー前監督の来日が遅れたため開幕直後は監督代行として指揮を執り、3勝1敗の戦績を残した。

 岩政氏はクラブを通じて以下のコメントを発表した。

 「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは想像もしていませんでした。不安や恐れがないかと言ったら、それは嘘になります。ただ、今この状況で、自分にしかできないことがあるとも感じています。そして何より、うちの誇れる選手たち、サポーター、そしてクラブを救いたい。輝かせたい。そう心が傾いたら、悩むことは何も無くなりました。アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます。同時に、今鹿島に求められているのは”新しい鹿島”を創り上げることです。そのために、伝統ある『これまでの鹿島』を正しく定義し、新しい時代の『これからの鹿島』を選手たちと一緒に、そして皆さんと一緒に、手探りで見つけ出していきたいと思っています。鹿島が鹿島であるために。カシマがカシマであるために」

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2022年8月8日のニュース