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鳥栖 5戦ぶり勝利で8位浮上 宮代&垣田が効果的に加点 川井監督は「18人でしっかり戦えた」

[ 2022年8月8日 06:00 ]

明治安田生命J1第24節   鳥栖2-0磐田 ( 2022年8月7日    駅スタ )

 鳥栖―磐田 前半、先制ゴールを決め笑顔の鳥栖・宮代(手前)=駅スタ
Photo By 共同

 4試合があり、鳥栖はホームで磐田に2―0で快勝した。前半終了間際にFW宮代大聖(22)が先制弾。後半にはFW垣田裕暉(25)もゴールを決め、逃げ切った。5試合ぶりの勝利で勝ち点を32に伸ばし、8位に浮上した。 

 前半に宮代、後半に垣田がゴールを決める完封勝利。前回対戦で1―3と完敗した磐田に、鳥栖がホームで完勝した。立ち上がりから運動量で相手を圧倒し、最後まで足が止まらなかった。6月26日のFC東京戦以来、リーグ戦5試合ぶりの勝利をつかんだ。

 敗退した天皇杯も含め7月は5戦未勝利だった。リードしても終盤に追いつかれるゲームが続いたが、無失点で追加点を奪う快勝に川井監督は「理想的な試合展開。固いブロックを敷く部分が共有できてきた。試合をコントロールした。収穫があった試合だった」と手応えを口にした。「押し込まれる時間帯もあったが途中出場の選手もハードワークして、18人でしっかり戦えた」と目を細めた。

 先制点は大ピンチの直後だった。前半39分、相手の決定的なシュートをDF中野がゴール直前で決死のクリア。大ピンチを逸すると同43分、右サイドを突破した長沼のクロスにFW宮代が右足で合わせた。自身今季4点目の先制ゴール。「チームとして狙っている形で点が取れた。自分自身、取ったことがないゴールのバリエーション。昔の自分では取れていない」と胸を張った。

 後半40分には途中出場の垣田が今季6点目となる追加点。完封も公式戦6試合ぶりで順位も1つ上げ8位に浮上した。(村田 有子)

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