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前園真聖 W杯アジア枠増は「中国市場が狙い」 日本代表人気を危惧「地上波でアウェー戦が見れないと…」

[ 2022年8月4日 22:30 ]

元サッカー日本代表の前園真聖
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 元サッカー日本代表でタレントの前園真聖(48)が4日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に出演。26年W杯からアジア枠が4・5から8・5枠に増えることについて「これから日本代表は間違いなくスムーズに(W杯に)出られるだろう」と明言した。

 前園は番組内で米国、カナダ、メキシコで共催される26年W杯では出場チーム数が22年カタール大会の32から48へ拡大し、アジアの出場枠は4・5から8・5に増えたことについて「これは恐らく、W杯とか世界的に見たら中国のマーケットが狙いなので、そういう思惑もあるんだろうなと」と持論を展開。これから日本代表については「枠が広がったので、間違いなくスムーズに(W杯に)出られるだろう」とキッパリ答えた。

 一方でアジア予選に対するファンの興味が低くなるのではないかという話題には「出場して当たり前の状況で今回のW杯予選のように地上波でアウェーの試合が見れないとなると、サッカーを見る人にとってはどうなのかなと。今まで以上に出て当たり前だからもう大丈夫でしょ?本大会さえ見れば。という流れになるのが僕としては怖い」と今後のサッカー人気低迷にも影響を与えかねないと危惧した。

 それでも「今まで(W杯に)出れなかった例えば東南アジア、マレーシアとかタイ、その辺りのチームはレベルアップしているけれども、やっぱり日本や韓国、オーストラリアなどがいてなかなか出場権を獲得することが出来なかった。そういった国々にも(出場権が)広がっていくと考えるとアジア全体のレベルが上がっていくので、凄くいいことだと思います」と評価。

 MCのお笑いタレント・ふかわりょうから「実際に枠が増えて、この国はちょっとおいしいなというのはありますか?」と質問されると、前園は「そうなると中国じゃないですか。育成年代は凄い強化をしていて海外に選手を出したりしてるんで、これまでなかなか出れなかったところをこのタイミングでちゃんと狙ってくるのかなと思います」とコメントした。

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