横浜FCに鳥栖FW石井快征が期限付き移籍で加入　手塚康平は鳥栖に完全移籍　

　J2横浜FCは25日、鳥栖からFW石井快征（22）が来年1月末までの期限付き移籍で加入すると発表した。

　15年にU―15、18年にU―18の年代別代表選出歴がある石井は、鳥栖の下部組織を経て19年にトップチームに昇格。J2愛媛への期限付き移籍から鳥栖に復帰した今季はリーグ戦の出場がゼロにとどまっていた。横浜FCでの背番号は29。クラブを通じて「チームの勝利のため、J1昇格のために自分ができる最大限の力をピッチで表現したいと思います」とコメントした。

　また、MF手塚康平（26）が鳥栖に完全移籍すると発表した。20年に柏から期限付き移籍で横浜FCに加入し、昨季完全移籍。今季はリーグ戦22試合に出場していた。「J1復帰に向けてチームが頑張っている中での移籍にとても迷いましたが、短いサッカー人生の中でより成長するために、この決断をさせていただきました。横浜FCで過ごした、この2年半は僕にとってかけがえのない経験であり、チームメート、ファン・サポーターの皆さんとともに戦ったことは、僕にとっての誇りです。コロナ禍で声が出せない応援でしたが、皆さんの思いは、僕の所までちゃんと届いていて、とてもうれしかったです。僕はチームを去りますが、横浜FCならJ1復帰ができると信じていますし、応援しています。また、ピッチでお会いしましょう！2年半ありがとうございました！」と感謝の言葉をつづった。