×

相馬勇紀 前回大会で敗れた韓国との最終戦へ決意「絶対たたく心の準備できた」E―1選手権

[ 2022年7月25日 13:22 ]

香港戦でゴールを決めて喜ぶ相馬
Photo By スポニチ

 サッカー東アジアE―1選手権に出場している日本代表のMF相馬勇紀(25=名古屋)が25日、オンライン取材に応じた。

 初戦香港戦で先制ゴールを含む2得点を挙げた相馬。24日の中国戦では終盤から出場し、果敢に仕掛けてチャンスを演出した。

 中国は5バックで試合をスタートさせ、途中から6バック気味にしてゴール前の守りを固めていた。その厚い壁を破れない中、後半36分にピッチに送り出された。「相手がブロックを敷いていた中、ドリブルで1人はがすことでチャンスが生まれると試合を見てて思っていた。仕掛けることを意識した」。

 すぐに狙い通りのプレーを見せた。後半39分には左サイドの敵陣深くまでドリブルで進入しゴール前にパスを送り決定機を築いた。「以前なら1人かわしたところでクロスを上げていたけど、奥深くまで、ゴールエリアの横まで入ることは相手も嫌だと思う。あそこに行くのが大切だなと改めて感じた」。

 出場時間が短い中で、ドリブラーは存在感を示した。それでも結果はスコアレスドロー。一夜明け「チームを勝利に導けなかった悔しさが残っている」と振り返った。

 27日の最終戦は韓国が相手。勝てば13年大会以来の優勝となる。前回19年大会では0―1で敗れてタイトルを奪われた。その試合に途中出場した相馬は「3年前の韓国は球際が強くて、全員がフィジカルも高かった。今年もチームもそうだと思う。球際で上回って、最後は個のクオリティーが高まって、ゴールにつながる。その二つを意識したい。絶対たたくという心の準備はできている。それをピッチで示せればいい」と雪辱への思いをにじませた。

続きを表示

2022年7月25日のニュース