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長谷部が帰ってくる! Eフランクフルトが11月日本ツアーで凱旋 相手は浦和、神戸が候補

[ 2022年6月9日 05:00 ]

欧州リーグで優勝し喜ぶ鎌田(前列右から3人目)、長谷部(後列右から5人目)らEフランクフルトイレブン(AP)
Photo By AP

 DF長谷部誠(38)とMF鎌田大地(25)が所属するドイツ1部アイントラハト・フランクフルトが、W杯カタール大会開催でリーグ中断となる今年の11月に、日本ツアーを計画していることが分かった。複数の関係者によればJクラブとの親善試合を予定。相手は浦和、神戸などを候補に調整しているという。

 Eフランクフルトは今季、バルセロナなど強豪を破って欧州リーグを制覇。日本人ではフェイエノールトで前身のUEFA杯を制した元日本代表MF小野伸二(42=札幌)以来、20季ぶりの快挙となった。日本代表MF鎌田は全13試合に出場し、チーム最多の5ゴールを記録。W杯メンバー入りすれば当然、ツアーは不参加となるが、大会最年長Vを達成した長谷部にとっては、欧州リーグ王者として特別な凱旋となる。

 長谷部は来季限りで現役を引退する可能性も浮上している。浦和との対戦が実現すれば、06年のリーグ優勝や07年ACL制覇などを達成した古巣サポーターに雄姿を披露する絶好のチャンスだ。

 Eフランクフルトは15年夏にも日本ツアーを計画。実現はしなかったが、その時も浦和との対戦が予定されていた。FWメッシらを擁するパリSGが来日する今夏に続き、11月も日本国内で世界トップレベルのプレーが楽しめそうだ。

 ▽Eフランクフルト 本拠地はドイツ中西部ヘッセン州のフランクフルトで創設は1899年。ブンデスリーガ(ドイツ1部)には創設1963年から所属し最高は3位(5回)、ドイツ杯は優勝5回。今季は欧州リーグで優勝し、前身のUEFA杯を制した79~80年以来42季ぶり2度目の栄冠を手にした。指揮官はオーストリア出身のオリバー・グラスナー監督(47)。日本人は過去に高原直泰(沖縄SV)、稲本潤一(南葛SC)、乾貴士(C大阪)もプレー。ホームスタジアムはドイチェ・バンク・パルク(約5万1500人収容)。

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2022年6月9日のニュース