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久保建英 ガーナ戦先発濃厚 21歳初戦で代表初ゴールだ

[ 2022年6月9日 05:00 ]

シュートを放つ久保(左)(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は8日、キリン杯ガーナ戦(10日、ノエスタ)に向けて千葉市内で練習を行った。6対6のビルドアップ練習では久保建英(21=マジョルカ)が主力組の3トップの一角でプレー。3月29日のW杯最終予選ベトナム戦以来となる先発出場の可能性が高まった。

 小雨の中で行われた6対6ではビルドアップからシュートまでの連係を確認した。久保は主力組に入り、浅野、前田と3トップを形成し前線を動き回った。鋭いシュートを決めて「いいぞ。タケ」とコーチに声を掛けられる場面もあった。ガーナ戦で先発出場する可能性が高まった。

 W杯メンバー入りへアピールが必要な立場。2日のパラグアイ戦では後半26分から出場も気合が空回りしてシュート0本。「焦りがあった。3カ月あれば人間は変われる。チャンスを狙っていく」と巻き返しを期していたが、6日のブラジル戦は出番がなかった。

 7日付のスペイン紙マルカは、レンタル元のレアル・マドリードのEU圏外枠が埋まっているため、久保の来季復帰が難しくなったと報じた。スペインでも微妙な状況にある。

 4日に誕生日を迎えたばかりでピッチに立てば21歳初戦。「南米よりも、ガーナ(アフリカ勢)の方が苦手」と話していたが、自ら祝うためにも、暗雲を吹き飛ばすような代表初ゴールが欲しい。

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