J2水戸FW木下が2試合出場停止処分　5日大宮戦でスポンサー看板破損

Jリーグ

　J2水戸は9日、オンラインで記者会見し、大宮戦（5日、NACK5）でスポンサーLED看板を蹴って破損させたFW木下康介（27）を2試合出場停止処分、小島耕社長は月給10分の1（3カ月分）の自主返納すると発表した。

　木下はJリーグ規律委員会から1試合の出場停止処分を受けたが、クラブ独自処分として1試合を追加した。小島社長は木下の行為を「ピッチ上の愚行である」と強調した上で「サッカー界が支えられている大きな要素の一つであるパートナー企業に大きく傷を付けると同時に、日本サッカー界、スポーツ界、そして社会全体に与えるマイナスの影響は非常に大きいと考えている」と謝罪した。

　木下は後半16分、右サイドでドリブル突破を仕掛けてペナルティエリア右まで進入。クロスが相手DFに阻まれたことにいら立ちを見せ、ゴール裏の電光看板を蹴って破損させたことが問題視されていた。木下は今年1月に浦和から完全移籍。ここまで20試合に出場しリーグ2位の8得点を挙げていた。