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シャビ監督「今夏にも探さないと」 バルセロナが“新ブスケツ候補”3人リストアップとスペイン紙報じる

[ 2022年5月10日 16:47 ]

スポルト紙公式ツイッター(@sport)より。(左からMFルベン・ネベス、MFチュアメニ、MFスビメンディ)

 スペイン紙スポルトは10日、バルセロナが今夏の移籍市場で今年34歳になるスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツと競い合える“ライバル候補”の獲得を目指すと報道。「新しいブスケツへのキャスティング」とのタイトルで1面に掲載し、リストアップされているという3選手を紹介した。

 バルセロナのシャビ監督は、かねてから各ポジションに“主力級の選手”を2人ずつ配置する必要があると考えており、9日の会見でも今後の補強について「ブスケツは永遠の存在ではない。彼のような選手がいないので(今夏にも)探さなければならない」と言及。強化したいポジションのひとつに中盤底のMF(ボランチ)を挙げた。

 スポルト紙は今年34歳になるスペイン代表MFを“休養”させ、なおかつ“ライバル”としてともに競い合い成長できる選手としてレアル・ソシエダ(スペイン)のスペイン代表MFスビメンディ(23)、モナコ(フランス)のフランス代表MFチュアメニ(22)、ウルバーハンプトン(イングランド)のポルトガル代表MFルベン・ネベス(25)の3人がリストアップされていると報じた。

 同紙によるとMFスビメンディは、シャビ監督をはじめコーチ陣が最も気に入っており、この3人の中では最もブスケツに“似ている”と考えられているもよう。ただ、彼は2025年までクラブとの契約が残っており、移籍金6000万ユーロ(約82億5000万円)という金額は支払えはずもなく交渉して引き下げる必要があると説明。

 MFチュアメニについては「22歳という若さで欧州中から注目を集める将来有望なセンターMF」と紹介。“ライバル”のレアル・マドリードもターゲットの1人として候補に挙げていたが、今季加入したMFカマビンガが活躍しつつあるため、ここ数週間で関心を失ったようだと報道。さらに「彼にはパリSGやリバプールなども獲得へ興味を持っており、移籍金6000万ユーロ(約82億5000万円)程度だとされる金額は大きな障害になる可能性がある」と伝えた。

 最後のMFルベン・ネベスについても移籍金6000万ユーロ(約82億5000万円)前後になるため獲得は難しいと考えられるが、同紙は「彼の代理人がジョルジュ・メンデス氏であることから話がスムーズに進む可能性もある」と報道。バルセロナのラポルタ会長とメンデス氏の話し合いで、これまで何度もネベスの話題が出ていたもようで、さらにメンデス氏とウルバーハンプトンとは“親密な関係”であると紹介。過去に多くの取り引きをしてきており、移籍話が進展する可能性もあると報じた。

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2022年5月10日のニュース