“和製ハーランド”FW中島がU―21代表候補合宿で猛アピール「あいつやるやんと思われるプレーを」

＜U21日本代表候補トレーニングキャンプ＞シュート練習をする中島（左から2人目）＝撮影・小海途　良幹
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　24年パリ五輪を目指すU―21日本代表候補合宿2日目が10日、千葉市内で行われた。初招集のFW中島大嘉（19＝札幌）が練習後に取材に応じ「見ている人に、あいつやるやんと思われるプレーをしないといけない」と猛アピールを誓った。

　合宿2日目はゲーム形式の練習などで連携面を確認。「ビルドアップに関わって攻撃を作っていくというところはまだ足りないなと思った」と反省しつつ「前を向いてボールを持ったところやゴール前は自信がある。今年J1でやっていても局面によっては圧倒できる武器になってきている」と自信を見せた。

　1メートル88の体格や力強いプレースタイルから“和製ハーランド”の異名を持つ。今季公式戦ですでに6得点を挙げエースの風格も漂うが、「チームメートの名前とか顔とか予習を忘れたまま来ちゃって…誰が年上か同い年か分からなくて、初めは全員敬語で話しかけていました」と19歳らしい一面も見せた。

　合宿最終日のきょう11日は練習試合（一般非公開）が行われる。「いい準備をすれば2、3点ゴールは獲れると思っている。注目されるような結果を提供したい」と意気込んでいた。