×

今大会2得点2アシストの神戸MF汰木「この大会に賭ける思いは強い」19年シーズンの悔しさ忘れず

[ 2022年4月23日 02:02 ]

ACL東地区J組   神戸6―0チェンライ・ユナイテッド ( 2022年4月22日    ブリーラム )

チェンライ戦の前半、チーム2点目のゴールを決める神戸・汰木(右)=ブリラム(共同)
Photo By 共同

 神戸は今季公式戦最多6得点でチェンライ・ユナイテッド(タイ)に圧勝した。ミゲルアンヘル・ロティーナ監督は「どの選手の存在も大切だ。いつも通りのパフォーマンスを出してくれるのはポジティブな悩みで、常に抱えたいもの。たくさんのゴールは自信につながる」。2連勝スタートを喜んだ。

 この試合でも輝いたのはMF汰木康也(26)だ。「自分のコンディションは100%じゃない。正直、満足はできない。反省点が多かった。もっと高いインテンシティーでやらないと」。改善点が口を突いたが、1点リードの前半25分には大迫のスルーパスに抜け出し追加点。さらに38分にもこの日2点目を叩き込んだ。大迫の先制点にも絡み、6得点中3得点を演出。初戦・傑志戦(香港)では決勝アシストをマークしており、今大会2試合2得点2アシストと結果を残している。

 ACLへの強い気持ちも吐露した。「チームは決勝までいったけど自分は貢献できなかった」。浦和に所属した19年シーズン。汰木は1次リーグ初戦ブリーラム・ユナイテッド(タイ)戦で1アシストを記録したが、大会を通じてスタメン出場は1度もなかった。決勝トーナメント進出後は蔚山現代(韓国)戦の途中出場のみで、あとはベンチ外だった。今でも悔しさを覚えているからこそ「自分がチームを上位に導けるようにしたい。この大会に賭ける思いは強い」と口にした。

 チームは勝ち点6で首位キープ。次戦は中2日で再びチェンライ・ユナイテッドと対戦する。

続きを表示

2022年4月22日のニュース