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日本代表 パラグアイ戦決定にネット落胆も…欧州&北中米勢とは“日本開催難しい”6月の代表戦4試合

[ 2022年4月22日 18:13 ]

カタールW杯出場を決めた日本代表イレブン
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は22日、日本代表が6月2日に札幌ドームで臨むキリン・チャレンジカップの対戦相手がパラグアイ代表に決まったと発表した。試合開始は午後7時予定。FIFAランキングは日本が23位で、パラグアイは50位。過去の対戦成績は日本の4勝4分け2敗で、19年以来の対戦となる。

 この発表にネット上では「グループリーグで南米勢と当たらないのに何でパラグアイをマッチメイクするんだろ?」「なんでパラグアイなんだ?どうせならイタリアとマッチメイクしてほしかった」「南米勢よりカナダやメキシコといった北中米勢と組んで欲しかった」「パラグアイかぁ~今はあまり魅力的なチームじゃないよね」といった疑問や落胆の声が多く上がった。

 ただ6月に4試合全て国内で予定している日本にとって、この時期にネーションズリーグを控える欧州勢や北中米勢との試合を組むのは困難な状況。ネット上でW杯での対スペイン対策として対戦が熱望されたポルトガルは2日にスペイン、5日にスイス、9日にチェコ、12日にスイスと4試合全て欧州ネーションズリーグの日程が組まれている。同様にイタリアもネーションズリーグ4試合に加え、欧州王者と南米王者が激突する“フィナリッシマ”で6月1日に英ウェンブリースタジアムでアルゼンチン代表との対戦を予定している。6月に欧州勢を日本に呼ぶことができない状況だということを理解しておかなければならない。

 同じくネット上で対戦希望が多かったカナダやメキシコといった北中米勢も6月は北中米カリブ海ネーションズリーグが開幕するため、日本への招待は困難。メキシコは11日にスリナム、14日にジャマイカと対戦予定。カナダは10日にキュラソー、14日にホンジュラスと対戦する。

 これらの状況から南米勢に白羽の矢が立つのは必然的。6月にはパラグアイとの対戦に加え、FIFAランキング1位のブラジルとの対戦も濃厚。残り2試合に関しても“強豪国”を熱望すれば、その他の南米勢になる可能性が高い。残念ながらそれ以外の選択肢はアフリカ勢が5月31日から23年アフリカ選手権の予選がスタートするため、アジア勢かオセアニア勢という選択肢が少ない状況になっている。

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2022年4月22日のニュース