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浦和DFショルツ 苦しいチーム状況に言及「お互いへの要求をより高める必要がある」

[ 2022年4月6日 23:59 ]

明治安田生命J1第7節   埼玉 ( 2022年4月6日    浦和1―1清水 )

浦和DFショルツ
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 浦和のDFアレクサンダー・ショルツ(29)の言葉がチームが迎えている苦境を象徴しているようだった。「今季、何度も繰り返されているストーリーが今日もあった。チームの一体感は大事だが、お互いへの要求をより高める必要がある」。今季9試合で退場者を出すのは3試合目。その後に失点し、勝ち点3はスルリと手のひらからこぼれ落ちた。

 前半31分、MF江坂任(29)のスルーパスにFWキャスパー・ユンカー(28)が反応した。ペナルティーエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。これを江坂が冷静に決めて先制した。しかし、その後が続かない。攻勢をかけながらも追加点を奪えずにいると、後半8分にMF伊藤敦樹(23)が2枚目の警告を受けて退場。同24分にCKから同点ゴールを決められた。

 これで史上3クラブ目のJ1通算450勝&同ホーム通算250勝はおあずけ。2勝3分け4敗の勝ち点9の8位で、2試合少ない首位の鹿島とは勝ち点9差に引き離された。今季掲げている“J1優勝”がどんどん遠ざかっていく。最終ラインで気を吐く助っ人は「なんでもないところから失点してしまっているところもある。メンタルを強く持ち、自信を取り戻すことが必要だ」と訴えた。

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2022年4月6日のニュース