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川崎F 磐田に土壇場で追いつきドロー 後半AT同点弾の知念「凄い悔しい」

[ 2022年4月6日 22:40 ]

明治安田生命J1第7節   磐田1―1川崎F ( 2022年4月6日    ヤマハ )

<磐田・川崎F>後半アディショナルタイム、同点ゴールを決める知念(右から2人目)(撮影・会津 智海)
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 川崎Fは土壇場で敵地で磐田に追いつき、1―1で引き分けた。

 0―0の後半33分、自陣のペナルティーエリア付近でボールを奪われたところから失点。4年ぶりのリーグ戦連敗が近づいたアディショナルタイム、FW知念慶(27)が相手GKのキャッチミスを拾って左足で蹴り込み、追いついた。

 ゴールシーンについて、知念は「終盤はパワープレーで(家長)あきさんからクロスが来るのは分かっていた。しっかりこぼれ球にも詰める準備はできていたので、あのゴールが生まれた」と回想。試合全体を振り返り「勝たなければいけないゲームだったので、凄い悔しい。前半はいい形で運べていた。いい流れのときに決めきらないとこういうゲームになってしまう」と反省した。

 1―4で敗れた前節のC大阪戦から先発3人が入れ替わった。知念とMF遠野大弥(23)が4試合ぶり、FW小林悠(34)が6試合ぶりの先発。フレッシュな顔ぶれの配置が功を奏し、入りからアグレッシブさを見せたが、なかなかゴールには結びつかない。前半32分、遠野の左クロスに合わせた知念のダイビングヘッドは枠の右外。後半14分にもスルーパスに抜けだした知念がDFをかわして決定機を迎えたが、相手GKの好セーブに遭った。

 鬼木達監督(47)は「前半のところから先制点を取らないとなかなか難しいゲームになる。積極的なシュートも必要でしたし、相手の怖がるプレーをもっとできれば良かった。あとは失点も自分たちから招いているところもある。ちょっとしたところの隙を見せずに逆に相手の隙をつけるようにやっていかなければ」と総括。その上で「最後、気持ちを切らすことなく勝ち点1を取れたこと、これはしっかりと次につなげたい」と中2日で迎える次節の柏戦に向けて前を向いた。

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2022年4月6日のニュース