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浦和のJ1通算450勝はおあずけ 後半に退場者を出して痛恨ドロー

[ 2022年4月6日 22:14 ]

明治安田生命J1第7節   浦和1―1清水 ( 2022年4月6日    埼玉 )

<浦和・清水>後半、退場になる浦和・伊藤(撮影・西海健太郎)
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 浦和はホームで清水に1―1で引き分け、史上3クラブ目のJ1通算450勝&同ホーム通算250勝はおあずけとなった。9試合を終えて2勝3分け4敗の勝ち点9の8位。2試合少ない首位の鹿島とは勝ち点9差に引き離された。

 前半31分、MF江坂任(29)のスルーパスにFWキャスパー・ユンカー(28)が反応した。ペナルティーエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。これを江坂が冷静に決めて先制した。しかし、その後が続かない。攻勢をかけながらも追加点を奪えずにいると、後半8分にMF伊藤敦樹(23)が2枚目の警告を受けて退場。同24分にCKから同点ゴールを決められた。

 退場者を出すのは2月23日のホーム神戸戦(2―2)、同26日のホームG大阪戦(0―1)に続いて今季3試合目。江坂がゴールした試合は柏時代の19年6月から28戦負けなし(22勝6分け)と“不敗神話”こそ継続したが、数的不利で白星を逃してしまった。

 リカルド・ロドリゲス監督(48)は「入りは良かった。しっかりボールを持ちながらチャンスを作り、ゴールを取った。後半に伊藤が2枚目のカードをもらって退場したが、それまでも10人になってからも決定的なチャンスを作れていた」とし、「内容的に言えば2―0で勝っていてもおかしくない展開だった」と強調。そのうえで「退場者が出るのはこれで3回目だが、それが試合に影響が及んでしまった」と痛恨のドローに悔しさを露わにした。

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2022年4月6日のニュース