FC東京が今季最多3得点で神戸を圧倒！逆転弾のDF森重「とにかく勝ちたかった」

明治安田生命J1第7節   FC東京3―1神戸 （ 2022年4月6日    味スタ ）

＜FC東京・神戸＞後半、森重がゴールを決め歓喜のFC東京イレブン（撮影・島崎忠彦）
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　FC東京は今季最多の3得点を奪い、神戸に逆転勝利した。前半11分、日本代表DF長友佑都の中途半端なクリアが不運な形で相手MF山口蛍の先制ゴールに繋がってしまったが、建て直しも早かった。後半9分からの12分間に怒濤（どとう）の攻撃で試合をひっくり返した。

　まず後半9分、DF渡辺凌磨のスルーパスに抜け出したFW永井謙佑が折り返し、FWアダイウトンが頭で同点弾を決めた。その3分後にはセットプレーの流れから、最後はDF森重真人がミドルシュート。「こぼれ球を狙おうと思っていたらいい所に来た。とにかく勝ちたかった。そういう姿を見せたかった」と笑顔を見せた。

　とどめは同21分、MF青木拓矢の縦パスをDF長友佑都がヒールでコースを変えると相手DF菊池流帆のミスを誘い、FWディエゴ・オリヴェイラが3点目のゴールを決めた。まさにあっという間の逆転劇となった。

　アルベル監督は「試合のスタートはうまく入れなかったが、前半15分くらいからコントロールできるようになった。後半は良いリズムで試合を支配することが出来た。試合を決めたのは速いテンポを継続して維持することだった」と満足そうに振り返った。