×

U―21日本代表 3戦全勝V、大岩ジャパン初タイトル ドバイ杯U―23

[ 2022年3月31日 05:30 ]

優勝したU―21日本代表イレブンは笑顔で記念撮影(C)JFA
Photo By 提供写真

 2024年パリ五輪を目指すU―21日本代表は29日、ドバイ杯U―23(UAE)決勝でU―23サウジアラビア代表を1―0で下し、3戦全勝で昨年12月に就任した大岩剛監督(49)体制で初のタイトルを獲得した。前半20分、MF山本理仁(20=J2東京V)の右CKをFW細谷真大(まお、20=柏)が頭で合わせて決勝ゴールを挙げた。

 1メートル77の細谷が頭で難敵を粉砕した。山本の精密なキックにぴたりと合わせた細谷は「セットプレーでゴールを決めたのがプロ初。素直にうれしかった」と初タイトルに破顔した。

 チームがスローガンに掲げる「A代表経由パリ五輪行き」に見合う実力があることを証明した。U―23年代で出場している他国相手に一つ下の年代が挑戦し、無失点で3連勝。決勝は終盤に押し込まれたが、完封したチェイス・アンリ(18=尚志高)は「自分の守備力も上がったと思う」と自信を深めていた。

 目標達成に向けて大岩監督は選手にさらなる成長を求める。「われわれの基準はA代表に入ること。そこは選手に求めていきたい」とハッパをかけた。

続きを表示

2022年3月31日のニュース