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横浜ルーキー山根陸 神戸戦で鮮烈デビュー「価値あるものだった」 「満足することなく」スタメン争い意欲

[ 2022年3月4日 14:13 ]

 横浜のルーキーMF山根陸(18)が4日、練習後のオンライン取材に応じ、鮮烈デビューを飾った2日の神戸戦を振り返った。

 17歳の20年11月に2種登録されるなど、元々将来を嘱望された逸材だったが、MF喜田、渡辺をケガ、DF岩田を出場停止で欠いた中、マスカット監督は同神戸戦でいきなり先発に抜てき。プロ1年目の山根も新人とは思えないプレーの数々で指揮官の期待に見事に応え、チームの2―0勝利に貢献した。

 試合前は「デビュー戦ということもあり緊張していた」という18歳。それでも監督を始めチームメートらのサポートもあり「自信を持ってピッチに立てた」ようで、イニエスタら世界トップレベルの選手とも対戦したデビュー戦を「自分のできとしては、満足できるものではなかったですけど、これからのサッカー人生においても価値のあるものだったなと感じています」と初々しい表情で振り返った。

 夢にまで見た日産スタジアムでのトップデビュー。下部組織出身のボランチは「アカデミーのスタッフ含め、いろんな方が携わってくれてここまで来れたので、そういった方々への感謝の気持ちは凄く大きかった」と周囲への感謝の意を述べ、今後へ「今回はたまたまケガ人だったり、自分のポジションに空きが出て出られましたけど、自分がファーストチョイスになれるくらい、もっと実力をつけないといけないですし、スタメン争い加わっていけるくらい、実力をつけていければなと思っています。ここで満足することなく、さらにマリノスを勝利に導けるような存在になっていきたい」と飛躍を誓った。

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2022年3月4日のニュース