×

エバートンのウクライナ代表DFミコレンコ キャプテンマークを巻いてFA杯8強に貢献

[ 2022年3月4日 15:25 ]

FA杯5回戦   エバートン2―0ボレアム・ウッド ( 2022年3月3日    英国・リバプール )

エバートンのミコレンコ(AP)
Photo By AP

 エバートンのウクライナ代表DFビタリー・ミコレンコ(24)が5部ボレアム・ウッドとのFA杯5回戦でキャプテンマークを巻いて後半15分まで出場し、2―0の勝利と8強進出に貢献した。ウクライナがロシアから侵攻を受けている状況を受け、ランパード監督は「ミコを主将にしたのは象徴的なことで、彼と連帯していることを示す我々からの声明。平和と我々の選手に対する支援のために団結していることを示した」と説明した。

 両チームの各選手はウクライナ国旗を羽織るか両手で広げて入場し、ウクライナとの連帯をアピールした。後半途中に負傷で退いたミコレンコは、今冬に加入して公式戦出場はこの試合で4戦目。母国が受けている侵攻に関してはSNSでロシア代表選手に対し「プーチンの侵攻に対してお前たちが黙っている間にウクライナの平和な市民が殺されているんだ」と投稿するなど行動を求めていた。

 マンチェスター・シティーのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(25)も1日に行われた2部ピーターバラとのFA杯5回戦でキャプテンマークを巻いてフル出場し、連帯をアピールしていた。

続きを表示

2022年3月4日のニュース