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W杯隔年開催案 IOCが猛反発…北京で協議できず 総会で反対意見相次ぐ

[ 2022年2月4日 05:30 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)のW杯隔年開催案に対して、IOCが猛反発した。バッハ会長はIOC委員を務めるFIFAのインファンティノ会長が北京訪問を取りやめてIOC総会を欠席したことを報告し、「FIFA会長とIOCメンバーで一緒に隔年開催に関して議論しようと思っていたが、不可能になった」と残念がった。今後は反対意見をFIFAに伝え、問題解決へ協議する方針を確認した。

 総会では反対意見が相次いだ。アルジェリアや韓国のIOC委員はスポーツの大会日程や、選手の心身を圧迫すると訴えた。FIFAは昨年12月に隔年案の議論継続を決め、3月のFIFA総会で決議するかどうかは未定としている。

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2022年2月4日のニュース