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横浜マスカット監督 2季目も超攻撃サッカー展開へ「スタイルとして確立…今年はそれにプラスで」

[ 2022年2月4日 14:33 ]

横浜のマスカット監督
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 横浜のケビン・マスカット監督(48)が4日、今季初めてとなる報道陣の取材に合宿先の宮崎からオンラインで対応し、自身2季目となる新シーズンへ「マリノスとしてここまで作り上げてきた部分は、スタイルとして確立されている。その中で何かを変えるのではなく、今年はそれにプラスで、より良いマリノスのサッカーができればと思っています」などと語り、引き続き超攻撃サッカーを展開していく方針を示した。

 マスカット監督は昨夏、セルティックの指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー前監督(56)を引き継ぐ形で就任。19年以来となるリーグ優勝こそ逃したものの、クラブ史上最多勝ち点「79」を獲得し、2位でフィニッシュした。

 今オフには先日チーム離脱が発表されたDFチアゴ・マルチンス(26)を始め、MF扇原貴宏(30)、DFティーラトン(31)らこれまでチームを支えた主力が移籍。一方で、FW西村拓真(25)、FWアンデルソン・ロペス(28)、DFエドゥアルド(28)ら新たな戦力が加わった。指揮官は「今年は何人かの選手が入れ代わったりだとか、本当にまた新たな部分でやっていかなければいけない部分もある」と変化を受けとめた上で「こうやって新加入選手、若い選手が入ってきたことによって、また新たな自分たちのチャレンジになる。彼らが必ずチームの力になると自分は信じています」と前向きに話した。

 クラブは新体制発表でACLを含めた全4タイトル獲得を目標に掲げた。それでも指揮官は「目標とかターゲットは決めません」と強調し、「とにかく自分がフォーカスしたいのは、日々の練習。次の大事な試合は2月19日の開幕。まずはそこにしっかりフォーカスして、毎日の練習に取り組んでいきたいですし、3カ月先、半年先、1年後というターゲットはない。とにかくまず自分が見せたいのは、開幕の2月19日です」と、まずはホーム日産スタジアムで開催されるC大阪とのオープニングゲームに全集中を注ぐことを誓った。

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2022年2月4日のニュース