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反町技術委員長 中国、サウジ戦を総括 セットプレーコーチで「上積み」

[ 2022年2月4日 05:30 ]

日本サッカー協会の反町技術委員長
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 日本協会の反町技術委員長が3日、W杯最終予選の中国、サウジアラビア戦を総括し、1月新設のセットプレーコーチ(菅原大介氏)効果を明かした。DF中山のスローインが起点となった中国戦の2点目は「スロワーにマークがいない」という事前分析から生まれたもの。8本のCKを与えたサウジ戦でも得点は許さなかった。

 「中国は李霄鵬監督に代わっていた。武漢など李監督が指揮した2年間ぐらいのセットプレーを全部調べた。だからこそ弱点を突けた。黒子ですが、チーム力の上積みになっている」と話した。

 反町委員長は4日に菅原コーチとミーティングを予定。スローインからダイナミックな展開が目立つスペイン代表を例に「そういうことも示唆したい」と言う。今後、森保ジャパンの武器となりそうだ。

 ≪3・24豪州戦でJ日程配慮に感謝≫反町技術委員長はW杯出場の懸かる3月24日オーストラリア戦(シドニー)に向け、J1の日程面でもJリーグの配慮があったことを示唆した。直前は18~20日に第5節が組まれたが、代表の主力も所属する清水、神戸、川崎F、浦和、FC東京勢の試合は19日に集中。「オールジャパンですよ。配慮していただいたことには感謝したい」と同委員長。また欧州組のオーストラリア移動にはチャーター便の導入が検討されている。

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2022年2月4日のニュース