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甲南大・井上聖也「いつ休んでるのかな?」と思うほどの柳川雅樹監督に学んで果たしたJ1福岡入り

[ 2021年12月17日 13:21 ]

会見で握手をする甲南大の井上(左)と柳川監督
Photo By スポニチ

 甲南大は17日、J1福岡に加入が内定しているDF井上聖也(22)の記者会見を同校で開いた。

 身長1メートル87の長身を誇り、フィードの能力にも長けた現代型のセンターバック。高校までは無名に近い存在だったものの、甲南大に入ってメキメキと頭角を現した。2年時から指導を受けた元U―20日本代表だった柳川雅樹監督のもとで力をつけ、J1クラブからのオファーを勝ち取った。

 「周りにはエリートや天才がいたけど、自分は全く違っていた。でも、指導者の方、仲間、家族がいて今の自分はつくられた。プロサッカー選手として、どう感謝を表すかといえば、結果しかない。大きな夢もあるし、それを達成できるように頑張りたい」

 現役時代は調子乗り世代の1人として注目された柳川監督から学んだものは、同じセンターバックとしてのプレー面だけではない。

 「どれだけサッカーに熱く向き合えるか。毎日、全カテゴリーの練習や試合を見て、スカウティングもして。“この人、いつ休んでるのかな”というぐらい。言葉というよりも、姿勢で見せていただいた」

 柳川監督の熱量に感化され、日々の取り組みから見直して能力を磨いていった。その恩師からは「自分はJ1で活躍することができなかった。プロサッカー選手、同じセンターバックとして、J1の舞台で(力を)表現してもらいたい」と期待を寄せられた。

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2021年12月17日のニュース