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浦和リカルド監督 天皇杯決勝へ「阿部がカップを掲げることを国立で現実にしたい」

[ 2021年12月17日 13:58 ]

浦和のリカルド・ロドリゲス監督
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 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)は17日、天皇杯決勝の大分戦(19日、国立)に向けたオンライン取材に応じ、意気込みを語った。「このタイトルを獲りたいという野心を持っています。ACL出場権を得る機会でもあります。決勝戦ですから、相手へのリスペクトも感じていますが、自信はあります」と話した。

 相手の大分は来季のJ2降格が決まった相手だが、リーグ戦では1勝1敗の五分と簡単な相手ではない。「何もプレゼントしてくれる相手ではない。メンタル面がキーポイントになる。川崎Fが決勝に来るだろう-と思っていて、それが大分になった。自信を持って戦わなければいけないが、過信になってはいけません。リーグ戦で彼らに敗れたことでそうはならないと思っています。その敗戦がポジティブな影響を与えてくれると思っています。選手には今、落ち着いて過ごすことを求めています」。

 今季限りで引退するMF阿部勇樹、退団が決定しているDF槙野智章、DF宇賀神友弥とともに戦う最後の一戦。「全てがこの試合に懸かっている。みんなで阿部がカップを掲げることを目標にしてやっています。国立で現実にしようと頑張ってくれると思います。私は準決勝の続きを見たい。埼玉スタジアムの雰囲気が素晴らしかったのでそれを決勝でもみたい。私はレッズのサポーターの雰囲気を初めて見たときにひと目ぼれしました。そのサポーターと勝利を一緒に祝いたい。浦和の歴史にタイトルを1つ増やしたい」と話した。

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2021年12月17日のニュース