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日本代表DF中山雄太「途中出場で全然満足していない」 オマーン戦初先発へ猛アピール

[ 2021年11月12日 21:10 ]

<W杯アジア最終予選 ベトナム・日本>ドリブルする中山(C)JFA
Photo By 提供写真

 サッカー日本代表DF中山雄太(24=ズヴォレ)が12日、16日(日本時間17日)のW杯アジア最終予選オマーン戦に向けてオンラインで対応し、同予選での初先発に向け猛アピールを誓った


 チームは1―0で勝利した11日の敵地での同ベトナム戦を終え、オマーンへ移動。後半途中でDF長友に代わり左サイドバックを担った中山は「まずは失点しないこと、守備の安定を求められた。ビルドアップで特徴を出してと言われた」と森保監督の指示を遂行した。リードする展開の中、FW浅野との同時投入だっただけに「僕らがフレッシュさを出すあまり、中にいる選手とギャップが生まれない、僕らが攻め急いだりはしないように」と試合全体の流れを読み、完封勝利に貢献した。

 ここまで最終予選3試合に途中出場。歴代の代表経験者らが語り継いできた“最終予選の難しさ”について、「僕はまだ分かっていない」と言う中山は「僕自身はその難しさを知らないまま突っ走って行きたい。前だけを向いて、危なくなったらベテランの選手たちがうまく手綱を引いてくれると思う」。知らないことをポジティブに捉え、重圧がかかる中でも安定感のあるプレーを発揮した。

 徐々に出場時間を延ばしており、ベトナム戦では約30分間プレー。次に見据えるのは最終予選での初先発。「途中出場で全然満足していない。スタメンで出れるようなパフォーマンスを見せなきゃいけない」と覚悟を語った。

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2021年11月12日のニュース