麻也主将「想像以上だったけど想定内。慣れっこ」機内10時間“缶詰”も前向き

日本代表DF吉田麻也
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　あす11日にカタールW杯アジア最終予選ベトナム戦（ハノイ）に臨む日本代表のDF吉田麻也が10日、アクシデントを前向きに捉えた。チャーター機でアムステルダムからベトナムへ移動する経由地のロシアで足止め。「機内から出たいと言ったけどビザの問題でできなかった」と10時間以上も機内に“缶詰”状態にされて9日深夜（日本時間10日未明）にベトナム入りした。

　だが「東南アジアで試合する時にハプニングが起こるのは慣れっこ。上手くいかないだろうと想像はしている。想像以上だったけど、想定内。それも含めて東南アジアの遠征」と国際Aマッチ通算111試合の主将は動じない。むしろ「代表活動は隔離もあり、パッと集まって練習してすぐ試合が続いていた。しっかり話すチャンスがなかったので、ある意味、良い経験になりました」と口にした。

　わずか調整1日のみでベトナム戦。「明日の試合に勝ってこそ、このアクシデントが良い経験だったと言える。とにもかくにも勝たないと始まらない」。フィジカルコンディション以上にメンタル的な準備の必要性を強調し、勝ち点3奪取を見据えた。