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FC東京・森下新監督「ここ一番の勝負強いサッカー」長谷川イズム継承し今季乗り切る

[ 2021年11月10日 14:02 ]

FC東京の森下申一新監督(提供・FC東京)
Photo By 提供写真

 FC東京の森下申一新監督(60)が10日、報道陣の取材にオンラインで応じ、長谷川イズムの継承を強調した。

 今季も残り3試合での就任に指揮官は「何かを大きく変える時間はない。今まで長谷川監督がやってきたことをベースにやっていきたい」とし、「前節(の横浜戦で)ショッキングなことがあったが、守備の改善をしないといけないし、精神的な回復をしないといけない」と決意の表情。さらに「長谷川監督のダイナミックなサッカーを見てきた。ここ一番の勝負強いサッカーを継承したい」と言葉に力を込めた。

 また、就任の打診時期こそ明かさなかったものの、「非常にショッキングな出来事のあとだったので、すぐには返事できなかった。ただ、残り3試合ということで、今年やってきたサッカーを、長谷川監督のやってきたサッカーを少しでも選手に伝えて、そのまま今季を乗り切りたいと思い、コーチングスタッフも残っているので私がやるのが最善かなと思って監督を引き受けた」と説明した。

 前任の長谷川健太監督(56)はクラブ最多の8失点を喫して敗れた6日の横浜戦の翌日に辞任。その下でGKコーチをしていた森下氏が後を引き継ぐことが10日に発表された。

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2021年11月10日のニュース